画像をクリックしてけれ。
動画で見れるど!
火が釜の外側に張り付くようにスゲー回転しながら
燃えているのが分がるから。
おお!燃焼の仕方が違う!!
すぐぇー!
自作廃油ストーブ  製作費0円計画
今年はとにかく灯油が高い。1リッター70円もするのだ。一戸建てだと月に3万円程度はかかる。
参考までに、北海道の家の中は非常に暖かい、半袖でいられるくらい暖かくする。
部屋を暖めるのではなく、家を暖める。
そして、約半年間ストーブを焚いている。
そんなわけでこれ以上ガレージで灯油を使用するわけにはいかない。
廃油は200リッター以上余っている。
廃油ストーブは買うと非常に高いのだ。
製作コンセプト
材料費、燃料費0円。
廃油を燃やすストーブは全て廃品で作る。
しかし、見た目も大事だ、ただ燃えればいいと言うわけにはいかない、コンパクトでスマートでなければならない。
燃料と燃焼釜を一つにして移動が楽に出来る・・・、ような感じに、したい。
材料 : 「プロパンのガスボンベ」ゴミステーションに捨ててあったので拾ってきたもの。
      「単管パイプ」半端物を貰った。送風パイプ用
      「シロッコファン」ボイラーから外したものを知り合いに貰った。
      「□5cmアングル」何の廃品か分からないが、以前から外に捨ててあったもの。
                 ストーブ全体の土台用フレームに使用

      「1/2水道管」自宅の配管工事で出た古い管。送風用先端と送油管、フレームに使用
      「100V電気コード」古いコードリールから流用。
      「ペール缶」20Lオイル缶。 燃料タンク用
      他は作ってみないと分からない。
使用する主な工具
     ディスクグラインダー
     アーク溶接機
     アセチレンガス溶接機(パイプの曲げに使う)
     ドリルorボール盤
     他(ベルトサンダーを良く使用した)
釜の中。
単管パイプの先端に1/2水道管の曲げたものを溶接。
ファンの風を回るようにして燃焼効率を上げる。
管には小さな穴を空けてある。
溶接が下手なのでちょっと汚い。
素人はこんなものだと納得しないと次に進めない。

製作用の図面らしいものは書いていない。
イラストを何枚か書いて制作時に原寸で加工した。
図面を細かく書くと廃品で作るのは難しい。
だいたいの機構と形状だけ分かるようなイラストの方がどうにでもできるのが自作の醍醐味。
釜と送風パイプの取り付け。
「北海道」の文字がいい感じだ。。
パイプは釜の清掃を考え、上部だけ外れるようにする予定。
まずは良く燃えることが先決!

こういうタイプのファンは「シロッコファン」と言うらしい。初めて知った。昔こんな名前の車があったような・・。
後部はこんな感じ。
ファンが意外と大きい、なんかすごく燃えそう。
後は給油パイプと電源を付けるだけで火を入れることが出来る。

溶接がとにかく多くなる。
ホームセンターで売られている溶接棒は使いにくいらしい。うまくアークが飛んでくれないと言うのだ。
鉄工所で使っている溶接棒は高いが使いやすい。
と言うことなので分けて貰ったら、これがなかなか調子いい。(φ2.6ミリ)腕が少し上がった感じがする。
プロパンのボンベは材質が違うのか、溶接が難しい。
うまくアークが飛ばないのでコツがいるようだ、コツを覚える前に終わってしまったが。
くっつけばOK。
ボンベの上部の切断にサンダーの刃が丁度1枚で切り終わった。
参考:切断後逆さまにしてぶら下げるような感じで持ち、ドライバの柄の方でたたくと「おぉ!お寺の鐘と同じだ」
蓋?の方もなかなかきれいな音がする。
ここまでで約5時間。
次の休日まで持ち越し・・・。
製作第一日目
フレーム外観予定図
スマートでコンパクトというコンセプトに基づき、このフレームに釜と燃料タンクを納める。・・・・予定。
パイプは3/4の水道管と継ぎ手を使う。
土台は□5cmのアングル。
勿論廃品だ。
製作第二日目
土台のフレームを□5cmのアングルで制作
組立はアーク溶接で行う。
土台に釜を載せた状態。
釜に給油パイプを溶接。
カップに廃油を落とすようにする。
横から見た所。
給油パイプは1/2の水道管を直づけ溶接。
廃油はカップに「ポタポタ」と垂らすように流すのだ。
給油パイプのの接続に漏れがないか、水を入れて確認。漏れがあると火事になってしまう。
どうにか漏れが無く、合格!
溶接に慣れてきたかも。
燃焼テスト。
いきなり廃油は汚いので、まずは灯油でテスト。
着火は布に灯油を染みこませ、火を付けてから
灯油を少しずつ流す。
失敗だ!!
真下に送風するために5ミリ程度の穴を開けたが、それが火を消してしまう。
送風が予想よりも強力だった。
では廃油ではどうか?
念のためやってみる・・・。
やっぱりダメだ!種火が消える!
少し燃えてからファンを回してみても、やっぱり
調子が良くない。
いきなり改良が必要だ。

鉄工所で造った廃油ストーブ
廃油ストーブには80万円するモノもあるらしい。
それは強制給油、すなわち電磁ポンプがついていて相当強力にもえるということだ。
この廃油ストーブは、市販製品を見てまねて造ったものだとか。
燃焼効率がいいと煙突はいらないらしい。
我が自作ストーブも見て貰ったが、「煙突は無くても大丈夫だろう」とのこと。
だいたいこんな感じになる・・・、と思う。
タンクは15cm程度高くする。
これにパイプフレームが付く。
と言うわけで改良
同じく上部から各パイプで送風している。
各パイプまでの管はバイクか車の排気管のようだ。
燃焼効率がいいのか上部にはすすが付いていない。
釜のそばに燃料タンクを置くと、廃油が温まるのでよりいいらしいです。
まさに我が廃油ストーブの計画とドンピシャではないか。素晴らしい!!
パイプの立ち上げ部分を切断、カラーを付けて送風パイプを取り外し可能にした。
これで送風口の高さの調整も出来るようになり、掃除も簡単だ。
パイプを外した状態。
カラーは鉄板(パソコンのケース)を丸めて作った。
送風口を若干変更して再度燃焼テスト。
この日は風が強かったので、炎が落ち着かないが、これで良しとする。

製作 第三日目
ファンスイッチを付けた。
トグルスイッチでかっこいい♪
燃料タンクの台も設置。
アングルが無くなったので捨ててあったCチャンを使った。
ガスボンベに付いていたバルブを使ってみた。ナットはボンベ側のネジを切り取って分割して2枚にした。廃品だけで作るのも苦労がいる。ここから燃料パイプのカップにポタポタ落ちる。
どっちが正面か分からないけど
側面の姿。

必需品の「灰かき棒」も作ってみた。
廃油ストーブは一度使用する毎に灰をきれいにしなければならない。
もう一方の側面の姿。
燃料タンクは一応固定されている。
いざ、点火!!
灯油を浸した布きれに火を付けて種火にし、より早く燃焼させるためにカップから灯油をほんの少し加える。
灯油の火が安定したらファンスイッチON。
いい調子だ!!
火がきれいに回転している。
燃料の供給量をこのくらいに、
一本の糸になるくらいにするとかなり大きな火力になる。
蓋は分割式。
取っ手を付け忘れた。
この状態でかなり火力が強い状態。
煙は殆ど見えない。
蓋の開け具合で煙の出方が変わる。
このまま1時間程度燃焼させて様子を
見たが・・、ガスボンベの塗料が焼けて
煙が・・・・!?スゴ!
残り作業はフレームの取り付けと塗装だ。
廃材だけで制作するのは意外と難しい。
買えば簡単に済むのに廃材から無理矢理使用しなければならない。
溶接が多かったので溶接棒を2種類20本くらい使った。
普段あまりしない鉄を切る、溶接すると言う作業ばかりで、少し溶接の腕が上達したような感じがする。
溶接は道具ばかりでなく、技術が必要だ。素人はきれいに出来なくて当たり前だ。
ムラになったり、穴が空いたりして当然なのだ。
素材による溶接棒の選択、棒の送り方など非常に奥が深い。
今年の冬はガレージでも暖かく過ごせそうだ!
燃料である廃油はたっぷりある!
念のため応急の遮熱板を置いてみた。
カップから白い煙?が出てくるが、カップは暖かい程度。
廃油は釜の出口では灯油のようにチョロチョロと流れ出て、チリチリと音を立て燃焼している。
キャスターを付けて移動を楽に。
スマートさが出てきた。
真下への送風を遮断。
サイドのみの送風とした。
完成!!!
一応煙突を追加して、台と釜に塗装してみました、
1/2の水道管でフレームも付けてみました。
移動の時に便利!
結構スマートでしょ!?
コンパクトにまとまりました。
電源側
手作りらしさが良く出ていいですねぇ。
釜の蓋に取っ手を付けました。
これで火傷しなくてすみます。
燃焼状態。
いいんでないかい!?
フレーム作成に使用したパイプマシン
(ねじ切り機)
この日のために友人から借りました。
友よ、ありがとう!
制作してみて。
 完成後2時間ほど連続して燃焼させてみましたが、煙は殆ど出ず非常に良好でした。
廃油の90%以上はエンジンオイル、その他はブレーキオイルやATFなど。
 製作に丸4日要しましたが、とうとう1円もかけずに製作が出来ました。
と言っても、塗料の買い置きや余った材料があったので何とかなりましたが、はっきり言って多少の材料は購入した方が早くて簡単だったと思います。
そして、工具があったことと、無いものは借りることが出来たので完成することが出来ました。
正直疲れました・・・。
自分でプレッシャーをかけてしまった。
今後若干の改良を行いながら使用する予定です。
製作 第四日目

せっかくなので、おまけ。
鉄瓶28号!!!
鉄瓶28号燃えてます!!
ほっぺた赤いでしょ!
フレームも化粧して何となくいい感じ
ファンスイッチをバルブ側に移動
燃料タンクの下にもの入れを付けて見ました。
火を付けたままで移動も出来ちゃう。
給油カップから煙が出なくなりました。
遮熱板のおかげです。
何で28号なのか?
北海道人の勝手なところ。
鉄瓶28号!!!
その後の
廃油の補充をしたら・・・
燃えすぎだー!!!
オイルの種類が変わったのか!?
やけに柔らかくて、透明感のある廃油だ。
そして妙に臭いオイルだ。
燃えるのはいいが、ちょっと怖い。ATFのような臭い。
とても室内では使えない。
怖くて近寄れない!
改良が必要かも・・・
ついでに送風管も改良してもっと効率のいい送風をしよう。
鉄瓶28号!!!
28号は燃え方に今ひとつ納得できなかったので、改良を行いました。
+燃料系統は変更のしようがないので、送風を変えました。
釜のもっと下側から送風するように長くしました。
左が新送風管
ちょっと見にくいですが、回転用管は水平方向にに平たくつぶしています。その他の穴の径は8ミリあります。
旧送風管
回転用管を垂直方向に平たくしてさらに長くし、釜の端まで延長しました。、その他の穴の径を3ミリにして、数を増やしました。
新送風管
火がはみ出ないように隙間を埋めるようしました。なんかイグネー!?
釜の改良
隙間が無くなって綺麗になったでしょ。
改良後
改良した結果、以前よりさらに良く燃えるようになりました。
火の回転が非常に速く、穴を小さく、数を増やしたことで送風効率が上がったようです。
バージョンアップしたので名前も変わります。
鉄瓶28号!!!
      ↓
判明!
防腐剤の塗料だった!!
オイルと油性塗料が凝固して分離している!!
サイズ:800×470×880(H)
次は「鉄瓶29号」だ!
    GO!

<北ガレ>廃油ストーブ制作室

鉄瓶28.5号

鉄瓶29.5号

鉄瓶30号  ただ今中断中!!


2005年10月制作。
ほとんど廃材利用で制作費0円

2006年1月制作。
温風ファン付き壁置きタイプ。200V仕様
制作費15,000円

温風式。
自動点火。
タイマー付き。
室温設定
耐震装置
ダイヤル火力調整
異常高温安全装置等。
って、大丈夫!?

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鉄瓶28号

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新・鉄瓶31号

2008-8〜制作中・・

温風暖房、温水暖房、焼却炉を兼ねた欲張り機能。
焼却炉基準に合わせて製作。