鉄瓶31号

2008年8月 <鉄瓶30号>も完成していないのに、構想を温めていた<新・鉄瓶31号>の製作開始です。

大まかな材料は揃っている。
タイトルの通り
「+α」の機能を追加する。

「また無理なことを・・・」、なんて言わないでね。 
常に挑戦の姿勢が大切です。
なんと、31号は
<温水暖房機能><温風暖房>そして、最大の目標<焼却炉>機能付き!!

「焼却炉」である以上、規格もクリアする、いや、したいと思っている。
燃焼温度800度!!!  その他様々な基準を満たし、成功させたい!

やはりボンベ

これで全部ではない、もう1本使う。
送風ファンは合計3台。

かなり大型になります。
でっかい「鉄くず」にならないように頑張らねば!

いつものカット

小さい方のボンベ。
廃油の釜。これが焼却炉の助燃装置になる。

こんな形

こんな組合せになる。
これを90°横にする。

こんな形

廃油ストーブ部分

カ ッ ト

管同士の接続が多いので正確に測定し、カットする。

切り込み部分から焼却炉のボンベに燃焼ガスを流す。

横の二本が焼却炉となる。

接    続

接  続

燃焼室の排気

燃焼室の排気

焼却炉の燃焼室へ接続する。

円と円の組合せなので採寸が面倒。
焼却炉の管と直角に、接続時に隙間が出来ないようにきっちりと加工しなければならない。

図面通りに加工したつもりでも実際にはうまくいかない。
少しづつ微調整しながら・・・。

目立たない作業が続いてます。
穴加工やパーツ製作を先に行っているので進捗が分かりにくくなっています。

それほど進んでいないのも事実ですが。

管と管を接続する□パイプです。
送風パイプも製作。

上下管の接続パイプ

燃焼用ファン

再燃焼用ファン

サイクロン

排気用のサイクロン。20キロボンベ。

上部の燃焼管に使う。
100Vなのでパワーはまぁまぁ、ほどほど。頂き物。

200V仕様なのでパワーはそれなり。
廃油燃焼と、焼却炉の両方に送風する。焼却炉として使用しない場合、廃油の再燃焼用となる。

□200×150とその他パーツ。
組み立て前のパーツ加工は着々と進んでいる。 

←廃油ストーブTOP

上下管の接続パイプ

サイクロン排気筒本体

サイクロン排気筒の接続

上部の燃焼管にサイクロンの接続管をサイズ合わせする。

中間に逆流防止のリングを取り付ける。これだけで結構な重量になる。
20キロボンベ。

角パイプ製作と接続だけで、疲労感が・・・。

サイクロン排気筒ドレン

サイクロン排気筒ドレン

サイクロン排気筒本体

逆さまの状態。
筒に溜まった灰を取るパイプ。

φ150mmのパイプ。
既製品ではなく、3.2mmの鋼板で製作して貰った。

これだけで廃油ストーブ1個製作した感じがする。
まだまだこれから、先が思いやられそう・・。

焼却炉の送風パイプ

焼却炉

変更が出来るように取り外し出来るようにした。

送風管はボルトで固定。

焼却炉内の温水管

温水暖房用の配管。
豪勢にステン管です、中に1/2の管を通してある。

焼却炉内の温水管と送風管

焼却炉内の温水管

水漏れが無いように何度も確認して苦手な溶接を行う。
それにしても、何度やっても上達しない。

上が温水管、右が送風管。
温水管の加工と取り付けでほぼ一日かかってしまった。

温 水 管

再燃焼室のダクト

接続確認

側面の様子

再燃焼室を載せてみる

ダクトのバルブ

接続ダクトは2本。状況に応じて開放する。

左の管は温水管。

大きい!サイズ的にはそうでもないんだけど、ガレージの中にあるせいか?
これからダクト接続加工。

作業量が多いのでやたらに時間がかかる。
雪が降る前に完成できるのか?

管と管の間隔は、外側で100mm。
溶接のスペースとしては問題なし。

本   体

再燃焼室

再燃焼室

送風管は中央に設置。改良を考慮して取り外し可能に。

当初送風管の穴は3方向か4方向にしようと考えていたのを、螺旋状にしてみた。その方が全体に回るかな?と思って・・。

オイルポンプ頂いちゃいました!!

24V仕様、40L/min、タイマー付き!スイッチに「自動」というのがある。何が自動なんだろう?
でもこのままじゃ動かない。ギアポンプが動かない。当然修理して使えるようにする。
丁度欲しかったのでとっても嬉しい!  <車庫おやじ>さんありがとう!!!

とってもコンパクト。
でもちょっと重い19キロ。

問題のギア

背    面

大きなタイマーとトグルスイッチ。
モーターが大きくて頼もしい。

電源は入れてないけど、モーターは指で回る。
ギア部分が少し錆びて固着していた。
シャフトは問題なし。
この分だと簡単に修理できそう。

一応完成です

パッキン製作

ハウジングもピカピカ

錆を取ってギアの面のすりあわせに、バルブコンパウンドを使ったらGoodでした。

薄手のパッキンを型抜き。
型はコピー用紙に汚れた軍手でゴシゴシした。

とりあえず12Vでモーターの動作を確認しました。問題なし。ちょっと元気ないけど。
Vベルトはかなり傷んでるけど、とりあえず良しとする。
ポンプがいまいちスムーズじゃないような感じがする。

背  面

正   面

タイマー回すとゼンマイがジジジ・・、と言うけどスイッチと連動してないような・・・。
使わないから支障はないけど。

24Vバッテリーとギアポンプがセットで使えるように専用のカートを製作しなければ。

まだ試運転してないけど大丈夫?じゃないかな?
何せポンプの知識が無いのでこれで良いのかどうか分からない。

12Vで回してみたけど、吸い込みがほとんど無い。
ハウジングに多少オイルを入れた方が良いのだろうか?

まぁ、色々やってみます。

焼却炉燃焼室

ドッキング

内  蓋

背  面

再燃焼室の口

本業?の廃油ストーブの続き

投入口です。入れやすいように大きな四角形にしてみました。
口は2重になってます。焼却炉の規格です。

外蓋には耐熱ガラスで窓を付ける予定。だんだん重くなってきた。一人で持ち上げるのはもうダメ。

上が再燃焼室。でかい!

まだまだ大きくなる。
これからはクレーンで移動です。

一応焼却炉と同じように投入口にしました。

仮接続

正  面

溶接が多くて大変です。
本当に上達しない!
私には不向き!

投入口の位置合わせをするための仮接続・・、と思ったけど、外したらまたドッキングが大変そうなのでこのまま接続予定。

耐熱塗装

耐熱塗装

釜と釜の間だけ耐熱塗装する。
接続後だと狭くてボンベ塗装の剥離が出来ないので、先に済ませる。

塗装するとへたくそな溶接も気にならなくなる。
なんか綺麗!

本体はかなり形になってきた。
構想、イラスト、製作してきましたが、絵のように簡単ではなかった。
細かいところが想像よりも時間を費やしてしまった。

良かった事が一つありました。ステン用の新しい溶接棒を購入したのですが、これが非常に調子が良い。
上達したかのような綺麗さ。
3ミリ程度の隙間が空いても穴が開いたりしない。やはり道具は大事です。
下手をカバーしてくれる。

この段階で60%程度の完成率。まだまだ先は長い。
これからは手では持ち上がらないのでクレーンを使って作業しなければなりません。
吊り下げようの金具を付けなければ。

次へ→