北海道の北部は冬期間地盤が凍る。
地下約50cmくらいまで凍るので60cm砂利に入れ替えなければならない。
これは道路も同じで、路盤の下には「凍上抑制層」という0〜80ミリの砂利を入れる。
それによって凍上を押さえられるのだ。
住宅も同様、暖かい地方に比べると道路も建物も構造が違う。
北海道では住宅の基礎コンクリートも断熱材で囲む。
壁に分厚い断熱材を入れるのは当たり前で、機密性が非常に高くなっている。
リフト設置用の基礎掘削
より万全を期すため約1メートル掘削している。
リフトは半年前に中古を格安で購入。
やっと日の目を見ることが出来る。
見にユンボを運転しているのは私の知人だ。
重機リース会社に勤務しているので休日に格安で手伝って貰った。
ありがたい。
基礎部分の掘削完了状態。
奥にある機械は「振動ローラ」転圧は非常に重要だ。
ガレージ本体は、2×4材で自分で建てた。
間口3.5m奥行き7mが二つ並んでいる。
2×4材は全て同じサイズを使い施工を簡単にした。
図面はかなりきっちりと書き、安く・簡単に・大きく、をテーマに作った。
壁枠工法でパネル状にして組み合わせて建てた。
これで6メートル以上の降雪にも耐えるのだ。
リフトの基礎コンクリート型枠
コンクリートは手練りで行うしかない。
また腰が・・・。
厚さ15cmって結構厚い。
連日の30度、暑さで死ぬかと思った。
ガレージ内に一旦砂利を敷き詰める。
転圧は振動ローラで念入りに行う。
車はレストア予定の「アルシオーネ」AX-7。
機関は調子が良く、エアショックは新品が付いている。
が、内・外装は×
ガレージ内は「コンクリート平板」を敷き詰める。
砂を薄くまいてハンマーでたたいて高さを調整する。
これを一枚ずつ手で行うので、辛い・・、
ガレージ前のも含めると約700枚。
気が遠くなる・・・・・・。
妻の助けを借りて地道な作業。
妻は偉大なり。
高さはレベルを使って正確に。
でないと水が入り込んだり、アライメントを計るときに困る事になる。
照明やコンセントの設置は自分で。
本当は違法なのです。
無資格者は壁コンセント以降の設置しか出来ないことになっています。
リフトを設置して床塗装。乾燥中〜
このリフト重量は約1.5トンあるが、2名で人力で移動したのだ。
人力恐るべし!!!
床は「ライトグレー」ですが、殆ど「白」でした。
ガレージが明るくなりました。なんかウレシイ!
リフトは動力なので、これまた無資格者は配線してはいけません。
しかし、私はこのために「
第二種電気工事士」 の試験を受け、驚いたことに合格してしまったのだ。
私よりも家族が驚いている。何故??
とりあえずガレージ内はほぼ完成。
リフトも使えるようになり、とってもウレシー!
因みにリフトは油圧式の一柱リフト。
普段車庫にもするのでこの方が便利。
車は「アルシオーネSVX」CWX。
特にスバルが好きなわけではありません。
SVXが気に入っているだけ。
動力電源(200V)を引くのは意外と簡単。
近くの電柱に200Vがきていれば、電力会社に言えばすぐに設置してくれます。
ただし、既に動力用機械(コンプレッサーなど)があることが必要です。(容量を決めるため)
もし近くの電柱に200Vが来ていなくても、2km以内(確か)ならば費用がかかりません。(by北海道電力)
ガレージの外観です。(未完成)
全て手作りなので暖かみがあります!?
つぎはガレージ前の「コンクリート平板」敷きです。
砂利は既に入れ替え、ブルーシートで養生中。
コンクリート平板の入荷♪
約700枚。
大型トラックで来るとは・・・。
このユニックはラジコンで操作している。
まるで「鉄人28号」の正太郎君のようだった。
このコンクリート平板はハネ品を格安で譲って貰ったうえに100枚もおまけにしてくれました。
持つべきものは友達です。
デザインを考えながら、とにかく敷き詰めるのだ。
ハネ品なのでデザインがバラバラで大変なのだ。
しかし、安さの魅力にはかなわない。
妻の同意を得るのも結構大変だし・・・。
偉大な妻もあきれ顔。
あと少し・・・・・。
もう腰と気力が・・・・。
ほぼ、完成!!!!
立って下回りの作業が出来るのはうれしい!
無理な姿勢をしなくていいので体に優しいのだ。
妻の愛車「SAAB900」3ドアクーペ
ガレージのドアはまだ付いていない。
これは左側のガレージ。
片づいていないので汚い。
車は「流れるテール」のニッサン「ローレル」
ここ数年殆ど手つかず。冬はブルーシートでぐるぐる巻きにして冬眠に入ります。
ガレージ製作コンセプト
車修理のしごごちがいいこと。
機能性が良いこと。
とにかく安く作ること。
見た目がいいこと。
えっ!先に地盤工事?
写真の用意が先だったから・・。
全て自作なので既製のシャッターなどは使わない。
あくまでも自作にこだわる。
引き上げは40kgのバランサーを使っている。
作業灯
ケースに入っていて多少乱暴に使っても壊れない。もらい物。
ガレージの入り口
まだ未完成の状態。とりあえず雨風は十分防ぐことが出来る。
全体は7.0×7.0mある。
開閉用のバランサー
30〜40kgの調整付き。
揚ていが1.5mなので滑車を使い、半分の長さで上下させている。
(パワーも半分)
このガレージ3.6×7.2mを2棟建てましたが、1棟約12万円くらいで出来ました。
高いか安いか微妙ですけど、2年がかりです。2×4材は一度に購入せず何回かに分けて購入。
金かかってんぞ〜!!
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実はそうでもないのです。
リフトは数万円、タイヤチェンジャーは2万円、ホイルバランサー2万円、だいたいこんな感じです。
以前、自宅の水道管工事の必要があって、見積を依頼したら、な・なんと65万円の見積が来たので
自分でやって8万円でした。
浮いたお金で洗車機買って貰いました。妻よ、ありがと〜!
付けました
水銀灯
初めて使ったけど、水銀灯ってすぐには明るくならない。
徐々に明るくなっていく。
素晴らしい明るさです。
お風呂屋さんによくあるかも。
四方にぐるぐる回ります。
リフトのアームがフロアを横断するのでマフラーを外すときはやっぱりウマを使わなければならない。
ダメじゃん!
サーブのマフラーに小穴が空いたので「コンクエスト」で補修。
塗装すると修理跡が分からない。
どちらも知り合いの整備工場のもの。
こんな車が隠されている。引退した社長の趣味だそうです。
今は懐かしいだけの記憶。
建築設計士に図面を書いて貰って、自分で建てました。
軽量鉄骨づくりで材料代65万円也。
買うのもなんだし、カセットデッキが余っていたので、使わない充電器を電源にしてやってみた。goodでした。
CDラジカセが壊れたので
FM飛ばしのCDチェンジャーもなかなか便利。リモコン付き・・、使わないけど。
スピーカーはミニコンポのを使っているけどデッキのパワーでも全く問題ない。カーステレオ恐るべし。
どこかの飼い猫。
見学に来たらしい。小一時間もいて、、おやつまで食っていった。
どうやら外国猫らしい。
生意気そうな顔だ。
気取った感じで気に入らない。
猫は好かん。
カーステレオってすごい!
たいていは4スピーカ対応だし、下手な家庭用のアンプよりもパワーがある。
で、大型のスピーカーを試しに付けてみた。
おぉ!!
スグェ〜!!
パワーの問題は全くない。
住宅よりも広いので音が広がってなかなか素晴らしい!
春です。
水回りを使っても、もう凍ることはないと思うので洗車機を出しました。
音がゆがんできたので、MDデッキに変更。
このデッキ、3年くらい前に買って置いたもの。
取り替えが面倒なので放っておいた。
電源も充電器でなく、古いパソコンのユニットを使った。丁度12Vなのでラッキー!
因みに、充電器の電圧は約19Vあり、接続しても使えなかった。
安全装置が付いているようだ、予想外。