ディスカバリー

最もオーソドックスなグリーンのメタリック。
4AT ABS エアバッグ クルコンなどは普通に装備されている。
乗り心地は私好みでGood!
半皮シート。
ヒーターはボルボのように左右別々に設定できる。
ディーゼルのヒーターは真冬になると追いつかない。
走行しているときはいいが、アイドリングではだんだん冷えてくる。

ディスカバリーは2台目。 以前のはガソリン。 97年式を最後にディーゼルは輸入されていない。
この車両は97年製造、99年初年度登録になっている。
ガソリン車は燃費がとてもリッチ!! 長距離で6〜7km/L 市内だと3.0〜3.5km/L だった。
この車が家にあると安心感がある。 悪路や故障車を引っ張るには最高です。
しかし、この車足回りはいいが、故障が非常に多い!!
国産車のようにノーメンテナンスでは乗り続けるのは難しい。
私のお気に入りの車はやはり手が掛かる。


パワーウィンドウの修理

ディスカバリーはパワーウィンドウがすぐに壊れる。
全ての年式ではないがあまりできが良いとは言えない。
ディスカバリーはワイヤー式ではなく、昔ながらのギアなのだ。
なんと言っても品質がすばらしい。 3〜4年で壊れても当たり前という出来。
このディスコは、なんと助手席と運転席の後部ドアの2カ所が異常という、修理好きにはたまらない壊れかた。

助手席ドア

修理後が・・・

パワーユニット

窓が2センチ程度しか下がらない。
無理するとガタガタ言う。
すぐにばらす。

ガラスは画像上のスライダーに付く。
このエックスが開いたり閉じたりしてガラスが上下する。

すでに修理した後があった。
左のレール部分に溶接の後が・・。

今回修理

左が正常・右がインチキ修理跡

修理跡

プラスチック製のローラーが交換されている。薄っぺらく柔らかい。
しかも軸にはしっかりと溶接跡。
溶けるだろ!しかもアームを削っている。再使用は不可能だ。

アームに無理な負担が掛かり曲がっている。こんな修理だとすぐにダメになったはずだ。

左が修理箇所。
曲がった部分を切断して強度のあるものを溶接した。
ローラーは別なもので代用したが強度は十分なはずだ。

取り付け後

完   成

清掃してグリスアップして取り付けるだけ。

動きも滑らかになりました。

原因はこれ

とにかく外す

右後部座席側

下がるけど上がらないという困った動きをする。雨が降ったら困るじゃん。

助手席と同じくパワーユニットなど全部外す。

アームを外した訳じゃなく、既に外れていた。

完成です

製作したローラー

アーム側

本当はこれにプラスチックのローラーが付いている。

四角なので正確にはローラーではないけど、強度は高い。自分で加工したもの。助手席も同じものを使った。

壊れやすいけど修理しやすいのはありがたい。助手席ドアと併せて2時間程度で修理完了。

取り付け後

同じく動きはスムーズ。
後部座席のガラスは半分くらいしか下降しない。
残りの2枚のドアも近いうちにきっと壊れると思う。
同じ構造だから。
それにしてもこの軟弱さにはあきれてしまう。
さすがランドローバー!!


ウィンチの取付

旧ディスカバリーに付けていた電動ウィンチを取り付ける。
純正なので簡単に綺麗に取り付けることが出来る。
ウィンチがあると安心感が違う、旧ディスコでは非常に役立った。
本当かどうかは分からないけど、自車を持ち上げるパワーがあるらしい。

外したウィンチ

取り付け後

取り付け

意外とコンパクト。
でもやはり重い。

ガレージジャッキに載せてゆっくりと持ち上げる。
フレームに丁度収まる。
バンパー固定ボルトの箇所を利用するが、ボルトは専用のものを使用する。

スッキリと収まる。
ワイヤーの出口だけが下から覗く感じ。
いかにも、という感じがないので好感度大。

リレーケース

全   体

ケーブル端子

結構でかいリレーが入っている。
電源ケーブルもアーシング並みに太い。22sqくらいはありそう。

蓋を開けると端子が見える。
リモコンを差し込んで使用する。
リモコンケーブルは3Mはあり、車の前で操作できる。

リモコン端子はエアダクトの下。
普段は殆ど目立たない。

CDチェンジャーが付いてた!

発見というのは変だけれど、シートの下にCDチェンジャーがあった!
配線はされていなかったので分からなかった。
試しに接続してみたら・・、動いた! ちゃんと聞ける! なんか得した感じ。 
このチェンジャー横向きに入っていた。 要するにCD挿入側が横を向いていて、CDの出し入れは出来ない状態。
前の人は使っていたんだろうか?

パワーアップ!

スッキリ!

チェンジャー

シートの下。
純正CDチェンジャーの場合と同じ場所。
FM飛ばしなのでいい音は期待できないけど、無いよりは良い。
だって、純正オーディオはカセット!
今時カセットは無いだろ!!

CD部分は窓があるので開閉は簡単。

ウィンチとCDチェンジャーでまたちょっと良くなった。
なんか嬉しい!!

タイミングベルト交換


交換時期はとっくに過ぎているので未だに交換していない。
tdi(ディーゼル)はタイミングベルトに問題がある。
ベルトがケースに干渉して削れてしまうらしい。年式によって対策済みとそうでないものがある。
自分のは、開けてみなければ分からない。
取り寄せたパーツは、ベルト・テンショナ・アイドラプーリー・パッキンの4点。

ディーゼルのタイベル交換は初めて。
正直ディーゼルはよく分からない。、ガソリンとの違いは噴射ポンプがあることぐらい?
ともあれ、元通りに付ければ良いのだろう。

ちょっと不安です

排気量は小さいけどプーリーがごついぞ。

カバーボルト

やっとタイベルが見えた

クランクプーリー

やっと外れた・・

ビスカスのプーリー

既に外した後ですが、ファンは左ネジ、隙間6ミリくらいで32ミリのでかいネジ。
そんなにでかくて薄っぺらいスパナなんてあるわけ無い!

プーリーの固定は急遽工具を自作した。
薄っぺらいスパナも自作した。
ここまでで、相当時間掛かってます。

すでにボルトは外した後ですが、写真撮る余裕もありませんでした。
プーリーの固定、27ミリのでかいナット、スピンナハンドルを鉄パイプで延長して渾身の力を入れてやっと外れた。

プーリーはプーラーで外す。手じゃ抜けない。

プーリーが外れたところでやっとカバーを開ける。10ミリの長さばらばらのが14本・・くらい。
ここまで6時間くらいかかってる。

しょうがないので訳分からなくなる前に、段ボールにボルトを差し込む。ケースの形通りです。
私は結構几帳面。

カバー取り付け

ニューベルト

カバーの裏側

ニューパーツ

交換パーツ

予想よりも・・

Goodでした。ベルトは全く削れていない。きれいなもんです。きっと対策済みだったのでしょう。

左がテンショナ、右がアイドラプーリー。下がクランクシャフト。オートテンショナーではない。

右が新品パーツ。
古いのは回すとシャーシャー言います。

それなりにダストは付いてますが、こんなもんでしょう。

新しいパーツは○○良い!
ベルトを掛けてクランクをゆっくりと回したらベルトがずれてきた!?普通手でゆっくり回すと馴染んでずれが解消されるのに。やり直しです。

ここまで来るとあとわずかです。

こんな案配で

自作特工

自作インスタントスパナ

ビスカスのプーリー

ちょっと不安です

自作工具で固定。古いファンベルトを利用して「コブラバンド」を作るのもOKらしい。プロもよく使う方法。

ビスカスの狭い隙間用。32ミリ
5ミリの鋼板で製作。

ファンベルトのテンショナ調整用。
5ミリの平鋼で製作。頭は12.7ミリの□。
一度作っておけば今度楽!

テンショナーのスプリングも楽に緩められます。

いよいよエンジン始動です。
が、なぜか不安が・・、私の知人が一般の整備工場でタイミングベルト交換してベルトを切った!と言うことを聞いたからです。

点検時にベルトがずれたのが気になる・・・。勿論きちんとやり直ししましたが、それでも・・。

まっ!回してみれば分かるかっ!

と言うわけでエンジン始動! 
おぉっ!! 普通に掛かった!!
一安心です。というか当たり前だけど。

作業の感想

取り付けよりも外す方が時間が掛かる。
それでも乗用車に比べると補機類など殆ど外さなくて良いので外すものは少ない。
しかし、一般工具しか持っていない場合止めた方がいい。と言うより、出来ない!

馬鹿力も必要
です。途中で挫折しかけました。あるHPに「素人でもでも出来る」とありましたが、確かに出来るけどある程度タイベル交換経験者じゃなければやはり厳しい。

外すものは意外と少ないけど、
一つ一つが外れない!


フォグランプを付ける

ディスカバリーのライトは非常に暗い! ライトリレーを付けて若干は改善されたが、高いシート位置からだと暗いのがより強調される。
ディスカバリーでは、補助灯は必需品と言ってもいい。
フォグランプは買い置きしていたものが2種類あった。どちらを付けようか? どちらも一流メーカーのもの。
気が変わったら交換すればいい、と言うことで外見的にかっこいい方を付けることにした。

周囲を外す

ステー

フォグ取り付け

ステー取り付け

ステー

こんな感じ

グリルや、サイドウィンカーを外す。
フォグランプはバンパーには付けない。
ステーを付けてラジエタ側に接近させる。

バンパーとバンパーステーにしっかりと固定できるようにする。4mmくらいの平鋼板

手前バンパーともう一方はバンパーステーに固定。かなりがっちりしている。

ぐらつきもなく大丈夫そう。

フォグがオイルクーラーにかなり接近している。
当然グリルが当たることになるが、ランプの形状に合わせてカットするのだ!

埋め込み

完   成

まぁまぁです。

まぁまぁです。
こんなもんでしょう。

約3分の2がグリルの中に入り込んでいます。
カットしたグリル部分はラバーでお化粧。
フォグよりもある程度大きめにカットしないとグリルが外せなくなるので作業性が悪くなる。

リレーは24Aを使用、ヒューズを挟んで、リレーの電源はスモールから。フォグだけ点灯するのはかっこわるい。
負荷への電源はアーシング配線を利用してロスを省く。+は当然バッテリーから直に配線。
SUVだからといって、「いかにも」という補助灯の付け方はいやなので、埋め込みです。
フォグを外したらグリルに穴が開いたまま? 当然グリルのスペアを取り付ければいいのだ。

ついでにファンベルト(ドライブベルト・ACコンプベルト)の交換をした。
タイベル交換の時にテンショナーの専用工具を製作してあったので、2本交換に30分もかからないくらい。楽勝です。

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